- Q.
「訪問診療」と「往診」の違いは何ですか?
- A.
「訪問診療」は計画をもとに定期的に患者さんのご自宅、施設にお伺いし、診察を行うことです。「往診」は急な症状の変化があったときに臨時に診察を行うものです。定期的なご訪問を通して患者さんの普段の体調や薬の効き具合、療養への思い、人生観・死生観などを知るよう努めます。これらを把握しているからこそ急な往診の際に、患者さんの体質や体調、思いに沿った対応が可能になります。
- Q.
お薬はどこでもらえますか?
- A.
診察後に処方箋を発行します。ご家族様に薬局へ取りに行っていただく方法と、薬局がご自宅まで配達する方法があります。飲みやすいように袋わけや服薬指導などを行ってもらえる薬局がほとんどです。
- Q.
病院主治医と在宅主治医の両方に診てもらうことはできますか?
- A.
可能です。普段は、在宅主治医の診察を受け、数か月に一回病院に通院して診てもらうという方法などがあります。ご相談ください。
- Q.
訪問日時の指定はできますか?
- A.
訪問日時はご相談の上で決定させて頂き、基本的には固定の曜日と時間になります。しかしながら、時間に関しましては午前、午後程度のお約束で、診療当日の朝に改めてご希望の場合にご連絡をさせていただきます。また、ご都合により変更をご希望の場合は可能な限り対応致しますので、ご連絡下さい。
尚、当日の他の患者さんの病状変化、又は緊急往診等により訪問時間を変更せざるを得ない場合には、お電話にてご連絡のうえ、再調整させて頂きます。- Q.
費用はいくら位かかりますか?
- A.
患者さんお一人おひとりで違ってくるのが現状です。一般的なご説明は可能です。また、制度上、医療費などには上限があります。加えて利用可能な公的制度は適宜、お伝えしますので安心して訪問診療を受けることができます。
- Q.
自宅での緩和ケア、看取りは可能でしょうか?
- A.
住み慣れたご自宅で、尊厳のある穏やかな最期を迎えたいという方には、在宅緩和ケアという選択肢があります。当院では、ご本人様及びご家族様の希望により、お話合いを重ねつつ、お看取りの経験豊富な医師が対応します。
- Q.
定期訪問日以外に具合が悪くなった場合でも対応してもらえますか?
- A.
緊急時は、まずは当院ご指定の番号にお電話下さい。24時間365日対応しております。病状に応じて適切な対応をとらせて頂き、電話で解決できる場合は、電話にてご指示をし、往診が必要な時は臨時で往診致します。
尚、医師が明らかに救急受診を必要と判断した時、また迅速な救急での対応が望ましいと判断した場合は、往診の前に救急車を呼んで頂くようお願いする場合があります。- Q.
夜間や休日はどこに連絡すればよいですか?
- A.
当院ご指定の番号にお電話下さい。待機医に転送されるようになっております。
- Q.
癌の痛みに対してモルヒネなど医療用麻薬を処方してもらえますか?
- A.
可能です。訪問した際に医師が必要なお薬を処方いたします。